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コテ先の安定化について

PSU500のコテ先形状の安定化方式

コイル端子

コスミックのハンダ付け装置“PSU500”のコテ先にはセラミックヒーターを直接使用しております。金属製コテ先と異なりハンダとの合金形成による「くわれ」が全くなく、また酸化による消耗もなくコテ先形状が変化しにくいため、いつも安定した熱をワークおよびハンダに供給できます。

ハンダがコテ先に濡れないためコテ先が汚れにくく、毎回のハンダ付け条件が変化しません。

またコテ先がハンダを引かないため、ツララ(ツノ)やブリッジなども発生しません。

セラミックのコテ先の寿命は長く、標準の形状のもので約2000時間以上使用可能です。

PSO500のコテ先形状の安定化方式

コスミックの「カット&ソルダリング方式」では、ハンダ付けに2本のコテ先を使用します。2本のコテ先でハンダとハンダ付けポイントを囲うため、外部への熱放出を防ぎ、熱遮蔽による保温効果が優れています。そのためスルーホール基板のハンダ付けでも、スルーホール内部まで確実にハンダを濡らす事が可能です。

ハンダごて

一方から加熱するためスルーホールをハンダが抜け、裏に回るのに時間がかかります。

コスミックのセラミックヒーター

全方向から熱を供給するため外部への熱放出を防ぎ、ハンタゴテに比べ早く確実にハンダがスルーホールを抜けます。

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